489系ボンネット急行「能登」で富山へ2007 その2
2007(平成19)年5月4日(金)
深夜の長岡駅で
進行方向を変えた列車は
信越本線を西へ進みます。
カタンカタンと
列車の走行音以外は物音はせず
車窓には
夜明け前の日本海が広がります。
直江津から北陸本線に入ると
ようやく少しずつ明るくなってきました。
あれ?どうして車窓右側に朝日が???
実は富山駅を出ると列車は少しだけ北西に
進路をとります。
直江津から滑川付近まで
ほぼ南西を向いて走っていた
列車は
富山駅の手前ではほぼ真南
富山駅では真西
その先北西そして南西と
複雑に向きを変えながら
金沢を目指します。
05時59分
高岡駅到着。
もう少し乗っていたかった
のですが途中下車。
我々はここで氷見線に
乗り換えます。
ドアが開くや否や
列車前方へ猛ダッシュして
撮影しました。
一路金沢へ向けて走り去る「能登」を撮影後
氷見線のホームに向かいます。
長いホームを歩いていると
反対側に金沢発新潟行の485系「北越」が入ってきました。
早速シャッターを切る筆者
氷見線のホームにはなかなかたどり着けません。笑
氷見線のディーゼルカーで
一路氷見へ。
途中 有名な雨晴海岸を走行。
いい雰囲気です。
駅前レンタサイクルが開店するまで
しばし海を眺める。
海越しに3000メートル級の
山々が見えるのは
世界的にも珍しいんだそうです。
自転車レンタルは無料。
但し借りる際、係の人に
1000円を預けておく。
自転車を返す時に
その1000円は返してもらえる
システムだ。
早速フィッシャーマンズワーフ
海鮮館へ。
ズワイガニやクロダイが旨そうです。
富山銘酒「銀嶺立山」でイッパイ・・・
いえいえ自転車なのでそれは
今晩の楽しみにしておきます。!?
この浜の先のほうに
「マイアミ」という海岸があるらしい。
最近ハヤリの
カタカナ地名と思いきや
元々「前網」という地名らしい。
「氷見グランドホテルマイアミ」
なんてのがあるらしい。
爽快な海べりのサイクリングを
楽しんでから
氷見駅まで戻ってきました。
車窓に見える海岸風景に癒されます。
氷見線で高岡駅まで戻り
北陸本線の普通列車で
富山駅を目指します。
475系の普通列車は
昔ながらのボックスシート。
いい雰囲気です。
富山駅付近は路面電車も走り
とてもいい雰囲気です。
総曲輪(そうがわ)にある
「ホテル のぼるや」に連泊の素泊まり。
感じのいい宿の主人が
近くのおいしい居酒屋を教えてくれました。
春の富山といえば
ホタルイカの沖漬け。
地酒「銀嶺立山」が進みます。
居酒屋「丸一」さんは
安くておいしい居酒屋で
富山の夜は更けていきました。